ある元栃木の工業人.jp

電子工作、機械設計、ロボットなどのモノづくりから宇都宮まで色々 ※2021:画像消失につき、c.yimgからマイニング&整備中

砂浜の減少とか・・・

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日本の砂浜の減少がさわがれていたりいなかったりですが、身近な海岸では大洗と大洗以南の海岸の変化が大きいかと。

↑の航空写真は年代の異なる大洗港です。

ずいぶんと砂浜の量が違うのが分かるが、やはり港の堤防(防砂堤)が大きく影響しているようだ。

調査によると、鹿島灘から大洗までの海岸でうすく侵食され、大洗港手前でその分堆積しているらしい。

専門でないだけに、詳しくはわからないけれども、人工物による影響が大きいようだ。

鹿島灘付近の海岸では2000年ころからヘッドランドが数十個つくられ、砂の移動を制限し、砂浜の浸食を抑える目的で設置されたようです。

私の見た限りでは、景観を悪くし、砂浜がヘッドランドの脇にしかなく、逆に侵食したように思う。

それにヘッドランドによって波のうねりを消してしまって、サーファーが好む大きな崩れる波が小さくなってしまった。それに、消波ブロックの残骸などが海底に散乱していて、遊ぶには危険な状況です。

結局自然を壊したような気がします。

人間が作ったモノは何かしら自然の摂理に反したものに見えてくるなぁ。

家は個人の世界がもてる代わりに自然を排除しているし、エコエネルギーといわれる太陽光も、地面から物質をとりだしたり合成物質を使って作られていて、製造するときに何かしら排出しているわけで、

砂浜を安定させるためにヘッドランドを作ったところで、海に人工物を捨てているようなモノでしょう。

本当に回復させるなら港を作らず、防波堤をつくらず、埋め立てをせず、ダムも作らず、川も護岸せず、etc...

まぁ、根本的に自然に回帰させないとムリなんでしょうな。

しかしながら、人間がそこまで出来るかというと”絶対”ありえないだろうな。

人間が生きていることで、自然壊れるんだな・・・(遠い目)

いやしかし!

人間だっていままで自然とともに生きてきたのだ。石器時代から文明がはじまり、そこから自然破壊が始まったワケで、それまでは自然の一部と化していたハズ。自然とともに生きる道があるハズなんだ。

それにしてもどうして文明が生まれたんだろうか・・・

そうゆー進化をとげたのか、それとも・・・

オカルチックな物語りが、裏に隠されているかも・・・しれない・・・