ある元栃木の工業人.jp

電子工作、機械設計、ロボットなどのモノづくりから宇都宮まで色々 ※2021:画像消失につき、c.yimgからマイニング&整備中

栃木県宇都宮市におけるモニタリングポストの空間放射線量率の変化

栃木県の公開しているモニタリングポストの空間放射線量率を時間変化と共にグラフにしました。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/houshasen.html


調査環境:
栃木県宇都宮市下岡本町2145-13 地図
地上から20m
µSv/h 一時間における放射線量(等価線量) 参考: 1µSv = 0. 001mSv = 0. 000001Sv
グラフ情報:
主に12時の観測値
ただし、3/15はその日の最高値 1. 318µSv/h
赤い線はベント前の値
後半に行くに従って、値のサンプリングの間隔が広くなっている(その間、大きな値の変化はなし)

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3/12  0. 039 μSv/h
3/15  1. 318 最高値 10時
       0. 984 12時
       0. 359 17時
3/16  0. 224
3/17  0. 193
3/18  0. 170
3/19  0. 152
3/20  0. 137
3/21  0. 133
3/24  0. 133
3/27  0. 110
3/30  0. 096
4/06  0. 078
4/10  0. 075
4/18  0. 067
4/25  0. 064
5/06  0. 061
5/20  0. 061
5/27  0. 059
6/08  0. 058
6/20  0. 059
7/06  0. 057
7/20  0. 058
8/10  0. 056
8/24  0. 055


ベントや建屋の爆発直後の 1. 318µSv/h を観測してから現時点まで下がり続け、
現在9月3日12時では0. 054µSv/hとなっている。(参考:3/12 0. 039 µSv/h 2倍無いくらい)
宇都宮市における福島原発からの放射性物質流入は、かなり少なくなってきているようだ。

ただし、これはあくまで上空20mでの観測結果であり、地上50cm地点での線量は今現在でも 1 µSv/h前後 あるので地上に堆積した放射性物質に注意が必要のようです。