ある元栃木の工業人.jp

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富士山が!

いつのまにか富士山の画像が更新されてる!
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いいですね~いままでは 赤富士⇒ふもとの一部がきれいに⇒今の状態って形です。

富士山といえば最近話題の噴火ですよね。
富士山はあれでも活火山ですから噴火が絶対にありえないとは言い切れないんですね。
あの山体は3つの火山が隠れていて
古い順に、

・先小御岳
小御岳
・古富士

と、たび重なる噴火をへて現在のきれいな円錐状の富士山(新富士)となったそうです。

とはいってもそれは見た目であって、航空測量ではかると火山の痕がはっきり分かります。
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この図は斜度図といって、斜面が急なほど白く表示されます。
これをみると富士山の周りにもたくさんの小さな噴火口がはっきり分かります。
あとこれも分かりやすい地図です。
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これは火山地質図といわれていて、
火山からの噴出物(溶岩、火山灰、岩屑なだれなど)の痕を描いたもので、現在までの火山の歴史が分かります。

簡単な噴火史は

781年 7月 噴火:降灰
800-802年 割れ目噴火:北山腹, スコリア降下, 溶岩流
864-866年 割れ目噴火:北西山腹, スコリア降下, 溶岩流(青木ヶ原溶岩),「せの海」を二分して精進湖と西湖を形成
937年 12月 18日 割れ目噴火:北山腹, スコリア降下, 溶岩流
1033年 1月 19日 割れ目噴火:北山腹, スコリア降下, 溶岩流
1083年 4月 17日 噴火
1435年 割れ目噴火:北山腹, スコリア降下, 溶岩流
1511年 8月 噴火
1707年 12月 16日から月末まで プリニー式噴火:南東山腹(宝永火口), 軽石 & スコリア降下

です。
こうみると怖くないですか、富士山が・・・
テレビでよく噴火で都市機能が停止するそうだけど、そうならないことを願います。