オーディオ - ダイソーのステレオジャック分岐の不思議
いわゆるこれです。
100円の非常に安価なもの。
ステレオを二つに分けることができるスグレモノ・・・のハズなのですが、
これ、左に刺さっている緑のジャックのスピーカーは普通のステレオ再生されるのですが、
右の白いジャックはなんと勝手にマトリクス接続なるものになっているようです(爆)
さらに条件が悪いと、どちらもマトリクス接続になります。
いいのか悪いのか・・・
ナゾを解明するために分解してみた。
よーくみると、マトリクス接続になっている方はマイナス線(肌色っぽい線)が断線しているではないですか!
図にすると、
こんな感じ。
通常ならスピーカーの抵抗によって、L側の電流はR側のスピーカへは流れないため、共通のマイナスへ流れる(逆も同じ)のですが、このマイナスが断線しているために、L側の電流がR側のスピーカーへ逆流する(逆も同じ)ため、LとRの音がぶつかり合い、余った音だけが出るマトリクス接続なるものになってしまったようです。
しかしまぁ、随分とずさんな出来だこと。これでも製品として売ってしまうところがさすがは100均だと思うよ。
他にもLRが逆に接続されている例もあるくらいだし。
まぁ、100均ごときにそんなことを求める方が馬鹿なのかもしれませんねぇ。
ところで、このマトリクス接続の状態だと、電圧っぽい雑音「ブブブブブ・・」って入るのですが、なんとかなりませんかね。だれか教えてほしいです。ちなみにスピーカーはBUFFALOのPC周辺機器のモノ。