ある元栃木の工業人.jp

電子工作、機械設計、ロボットなどのモノづくりから宇都宮まで色々 ※2021:画像消失につき、c.yimgからマイニング&整備中

レンズを購入 望遠ズーム + 広角ズーム (SIGMA)


デジイチを使うようになり早数年。今までずっとデジイチ本体とセットのEF-S 18-55mmだけを使ってました。
が、遠くにあるものを映す時にトリミングをするのが煩わしくなり、望遠ズームが欲しくなったわけです。

と、それが約3ヶ月前のお話。去年12月には買いました。

実はもう一つ欲しいものがありまして、それは広範囲を撮影できる超広角レンズです。
室内や建物を撮る時に、どうしても全体像が入らないときがあります。勿論それはトリミングで解決するものではなく、複数の写真から合成するなどして対応していました。

ということで、超広角レンズの必要性が頭の中で叫ばれるようになったのです。

でまぁ、買ったものを見てみましょうか。

左が SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
右が SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

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驚いた事に、超広角のほうが大きい(笑)

18-250mmはお手軽ズームとして便利かと思い買いました。テレまで展ばすと

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ビヨーンとなる。ホコリが入りやすそうなのはまぁ仕方がないとしよう。ただ、テレ側でのAFがちょっと甘いかな。合焦を何度か行き過ぎることもしばしば。これはカメラ本体が古いせいかもしれないが。
フォーカスは内部に収まってます。
ちなみに、なんちゃってマクロなので一応マクロ撮影は可能です。

望遠で撮影するとこんな感じ

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霞城セントラル展望室から山形新幹線つばさ を撮影。

望遠があると世界がかなり広がりますね。


8-16mmはすんごい出目金です。

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世界初の8mmカバーのズームレンズ。APS-Cだと12.8mm相当かな。
フードはアルミ製?で固定されてます。基本的に各種フィルターは付けられませんね。
レンズキャップはお茶筒のフタみたいな感じで、被せるとレンズがまさに茶筒になります(笑)
ズームいじっても外見の変化は少ないです。そしてインナーフォーカスですね。
ちなみにフルタイムMFなのでフォーカスリングがくるくる回ります。これ最初はビックリしました。
フルタイムMFだとこれが普通なんですかね^^;

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出目金部分に傷をつけそうで怖い感じもありますが、ある程度はレンズフードが防護する形になります。
まぁ基本的に必要なときだけ付ける感じになりそうですね。
SIGMAもそれを想定してか、しっかりとしたレンズケースもついてきます。
そういえばSIGMAの社長はデカい前球が好きという話を聞いた事がある…

超広角で撮影するとこんな感じ

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右下のオレンジ部分がベランダですから驚くべき広角

これの良いところとしては、魚眼ではないので歪みが少ないです(※↑の写真の道路はもとから曲線です)
それがどう良いかと言いますと、例えばGoogle Earth用の3D建物を作るには写真が必要です。
ですが、街中は広い道路だけとは限らず、細い路地に面した建物の場合は遠くから撮影するか、複数枚撮影したものを後で合成する他ありません。しかしこのレンズなら一枚に歪み少なく収められます。

イメージとしては↓のような感じです。

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3D建物モデルを作る上では非常に重宝できますね。

いつのまにかSIGMAレンズばかりになってしまいました。
やはり 価格が安く、その割に質も良く、日本製で、面白いレンズ ってのが魅力ですね。
SIGMAという会社は日本国内で設計・開発・生産を完結させる特異なメーカーですから、いろいろとフットワークが軽いんだと思います。良い事ですね。

円高・デジタル化が生んだ“転機”、会津から世界を見据えるシグマのモノ作り - MONOist

シグマの歴史-なぜシグマは日本国内生産にこだわるのか-
http://zapanet.info/blog/item/2118


これらのレンズはこれからいろいろと使っていきたいですね。それでは