ある元栃木の工業人.jp

電子工作、機械設計、ロボットなどのモノづくりから宇都宮まで色々 ※2021:画像消失につき、c.yimgからマイニング&整備中

エフェクター切り替え装置のようなもの

ある知り合いが、エフェクターをいくつか切り替える装置を作りたいらしいので、大まかに作ってみた。

イメージ 1

動作
あるペダルを踏むことで、そこに決められたあるリレーを動作させ、エフェクター(今回はLED)に通電させます。
また、各ペダルに動作リレーを登録することができ、あるペダルを踏みながら、そしてそのペダルを踏むことで動作させたいリレー(通過させたいエフェクター)のセレクトボタンを押したまま、エディットボタンを押すことで登録します。そしてこれらの状況をLEDを点灯させることで通知させます。

つまり 「ペダルA + Select1 + EDIT → ペダルAにSelect1を登録」 となります。


私はエフェクターとかオーディオに関しては疎いので詳しくは分かりませんが、モノラルでしょうからリレーで分岐させることが出来ると思います。ただし気になる点としては、電磁開閉器(リレー)ですので音の質に影響が出ないとは言い切れない部分があります。ある程度ノイズがあるかもしれません。その点ではエフェクターやオーディオの知識に乏しいと予測し難い部分があります。

最初はその彼もリレーを使いたくなかったようで、フォトカプラを利用しようと考えていたようですが、フォトカプラトランジスタですので0V基準のいわゆる交流では逆方向が流れないんですよね。だからって双方向に繋げても、アナログ用ではないので周波数がカットされたりして酷い音質になります。

一応、アナログ用スイッチIC(TC4016BPとかTC4066BP)というのもあって、これは動作確認が出来たのですが、トランジスタなどの組み合わせですので音漏れもありますし、配線や部品数の増加、複雑化などで彼としてはリレーで妥協したようです。リレーなら内部抵抗もほぼありませんからね。完全な絶縁も確保できます。


この切替え装置を作るうえで必要なスイッチやLEDなどは彼に一任してあります。これからです。